大会テーマ
「子ども・保育者・学生の共主体を実現する養成と研修のあり方」
本学会の大会も第6回目を迎え、本年12月20日に開催致します。本学会は幼稚園・保育所・認定こども園等の幼児教育・保育の施設での保育者またそこでの保育のあり方を検討し、さらに、保育者としての現職研修の進め方を見なおし、その質の改善を行うことを目指しています。そのため、本学会では、学会誌を年に1回刊行するとともに、年に1回、一日の大会を開き、リモートによる研究発表の機会を設けています。
幼児教育・保育の世界は少子化の急速な進展に加え、養成校への受験希望者が減ってきており、その量的質的充実のために一層の努力が求められています。それには量的な定員を充たすことが必要なのですが、同時にそこに質の向上が伴うことは重要です。本学会では、養成課程、現職に就いてからの研修をどうさらに良くしていくかをめぐり多くの提案と現状の検討を行っていきます。
幼児教育・保育のための行政施策も文部科学省・こども家庭庁が緊密に連絡を取りつつ、拡大してきています。それが有効に働くためにも、養成と研修の実態とその改善のための方向と対応を吟味し、新たな方向を打ち出すべきだと考えています。
それがまさに本大会のテーマである「子ども・保育者・学生の共主体を実現する養成と研修のあり方」に示されています。子ども・学生の主体的な学びを支援するためにはそれを導く保育者・養成校教師の主体的な関与と工夫が不可欠です。
ではどうすれば良いのか。多くの会員の参加を得て、議論し、積極的な提案を行っていきたいと考えています。
理事長 無藤 隆
「日本乳幼児教育・保育者養成学会第6回研究大会」が2025年12月20日(土)に開催されることになりました。大会テーマは「子ども・保育者・学生の共主体を実現する養成と研修のあり方」です。
「こどもまんなか社会」を目指すこども家庭庁が発足して3年が経ちました。「幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なビジョン (はじめの100か月の育ちビジョン)」の1つの軸として「こどもの人権の尊厳を守る」があり、「生涯にわたるウェルビーイング向上のために、『こどもの誕生前から幼児期まで』を全ての人で支えていく必要がある」とされています。子どもの健全な育ちを保障するためには子どもの主体と保育者の主体がバランスよく共存するあり方を考える研修や、学生の主体を実現する養成課程のあり方を考えることが求められます。今大会も本テーマの元、記念講演や論説、対談等を企画しており、保育実践現場も養成課程も互いに刺激し学び合う大会となるように準備を進めております。皆様、どうぞご参加ください。
日本乳幼児教育・保育者養成学会 第6回研究大会実行委員長 松嵜 洋子
